コロナ禍で不況の昨今、アルバイトやフルタイムの仕事を探している方も多いでしょう。
求人誌などで製造業の求人を目にしても、未経験ゆえに始めるかどうか躊躇してしまう…
そうした人に向けて、
期間工や工場派遣はきついのか?というテーマで、私の体験談を交え語りたいと思います。
ブラック企業で働くぐらいなら、期間工や工場派遣のほうがマシ

世の中には、ブラック企業と呼ばれる会社が確かに存在します。
ブラック企業の特徴は以下の通り
- そもそも給料が安い
- 労働時間が長い(違法に)
- 休み、大型連休がない
- パワハラが横行
- 残業代が支払われない→サービス残業
私はブラック企業に勤めた経験はありませんが、ブラック企業に勤めているという自覚はあるが転職は躊躇してしまう…
そういった方々に、是非とも期間工や工場派遣という働き方を知ってほしい。
ブラック企業で心身ともに疲弊し、貯金もままならない。
そのような状況から抜け出すことは意外と簡単。
期間工や派遣社員は非正規ですが、ブラック企業の正社員より収入も労働環境もずっと上です。
【体験談】日雇い派遣について

過去に私が経験した日雇い派遣について話します。
日雇い派遣は、派遣業者に登録してから仕事を紹介してもらうのが普通。
現場は前日に知ることができ日給は1万円ほどでした。
私は15年くらい前に日雇い派遣で合計3回しか働いたことはありませんが、今でも全ての現場を鮮明に覚えています。
・現場その1 遺品整理
この現場は横浜で、亡くなった方の家にお邪魔して遺品を外に運び出すだけの仕事でした。
・現場その2 荷物の積み下ろし
この現場は川崎で、倉庫で1日中ひたすら荷物の積み下ろし。
腰と指が痛くて、もう2度と行きたくないと思う現場でしたね。
・現場その3 ゴミ屋敷の掃除
この現場は川崎で、主人立ち会いのもとでゴミ屋敷の掃除をしたのですが、悪臭がきつかったです。
ゴミ屋敷なんてTVでしか見たことなかったので、かなり衝撃的でした。
どちらかと言うと私は潔癖気味なので、この現場は地獄でしたねw
今となってはいい経験ですが。
日雇い派遣は、基本的に毎回現場が異なります。
だから事前に乗り換え案内を調べたり、現場の場所を調べたりと大変な部分も多く、デメリットと言えるでしょう。
日雇い派遣のメリットとしては、好きな日に働けるのでシフトの融通が利く点。
日雇い派遣をもう一度やりたいかと聞かれれば、答えはNOです。
【体験談】警備員の仕事はきつい…

東京でフリーターをしていた頃、1ヶ月ほど警備員の仕事をしていたことがあります。
警備の仕事は大きくわけて、交通誘導員と施設警備員とにわかれる。
交通誘導員は、日常でよく見かける警備員たちがやっている仕事で、工事現場周辺で通行人や車を誘導する仕事。
施設警備員は、商業施設やオフィスなどで警備にあたる。
私は前者です。
都内の工事現場で、通行人の誘導や片側交互通行の案内を行ってました。
警備員は、雇用前研修が21H(3日間)ある。
研修では、手旗の使い方や声の出し方、遺失物の取り扱いなどについて学びます。
警備員の日給は1万円ほど。

▼警備員のメリットとデメリット▼
メリット
- 仕事が早く終わっても日給は全額支給
- シフトが自由
- 仕事そのものは楽
デメリット
- 基本的に現場は毎回異なる
- 現場ごとに知らない人たちと一緒に仕事をするので、人間関係が面倒
- 屋外での仕事なので、夏は暑く、冬は寒い
- 勤務中はヘルメットと制服を着用しなければならず窮屈
- 出勤前と終業後、いちいち支店に報告の電話をしなければならない
- 工事現場の業者は柄が悪かったり、体育会系の割合が高い
警備員の仕事をもう一度やりたいかと聞かれれば、答えはNOです。
期間工はきついのか?結論は…


期間工はきついのか?と聞かれれば、ハードな肉体労働だから決して楽ではない
しかし私の経験上、日雇いや警備員の方が期間工よりもきつかった。期間工も工場派遣も有期雇用で寮もあるので、一定の期間やってみる価値は十分にあるでしょう。
期間工や工場派遣は、
未経験OK・学歴不問で、
40代でも始められる!
大切なのは、健康体とやる気。
期間工は寮費・水道光熱費が無料で、稼げるメーカーだと年収は450万円前後。
一方、派遣社員も期間工に匹敵する案件は沢山あります。