
アイシン期間工は6割が未経験スタート。

初心者でも研修があるから安心
では、一体どんな研修を受けるのか?

アイシン期間工にインタビューし、
入社時研修の体験談をまとめました。
研修内容はアイシン派遣社員も同様です。
・旧アイシンAWは月曜日に入社
👉各工場で研修して当日に現場配属もあり
・旧アイシン精機は火曜日に入社
👉刈谷本社で水曜日と木曜日に研修
【工場と入社日】の分類は以下の通り。

旧アイシンAW【月曜入社】 | 旧アイシン精機【火曜入社】 |
安城工場 | 衣浦工場 |
吉良工場 | 新川工場 |
城山工場 | 半田工場 |
田原工場 | 西尾機関、西尾ダイカスト工場 |
安城第1、第2、モータ工場 | 小川工場 |
岡崎東、池金、牧平、電子工場 | 新豊工場 |
この記事では、アイシン本社で行う入社時研修について話します。
1日目(火曜日)は配属工場で受入教育

初日の火曜日は配属工場で受け入れ教育。
午後から半日だけです。
打刻場所や食堂など工場案内があり、
そのあと工場の歴史やルールなどの座学。
2日目(水曜日)は刈谷本社で座学とテスト

2日目の水曜日から研修が始まります。
場所は愛知県刈谷市にあるアイシン本社。

技術センターまでは刈谷駅から徒歩12分くらい。期間従業員は送迎バス、派遣社員はスタッフが送迎してくれます。

技術センターのロビーには期間社員や派遣社員がゴチャまぜで集合していて、入社時期によって15人~60人と全体数には幅がある。
8時頃にアイシンの担当者が迎えに来て研修場所へ移動します。そこから2、3グループに別れて研修が始まる。
研修中は技術センターの外へ出れないので、食事は事前に用意しておく必要あり。タバコも吸えない。
座学内容は安全研修と品質研修。

安全研修後に記述式のテストがある。
「異常時はとめる・呼ぶ・待つ」みたいな簡単な内容。隣の席の人と交換して採点するのでズルはできない(笑)ちなみに、100点満点じゃないと追試あり。

品質研修ではレゴブロックを使って消防車を作り運転手を乗せる作業がある。この研修を通して品質の重要性を学ぶ。目からウロコ、作業要領書の大切さが分かります。
3日目(木曜日)は本社で技能研修

3日目の木曜日は実技が中心です。
この基本的な4つの動作を技能研修で学ぶ。
講師陣はアイシンOBのおじさん達が中心。

①取る(基本動作)…箱から箱へピンを移して並べる作業
②締める(組付)…ネジ締め
③セット(脱着)…部品をセットして取り外す作業
④見る(検査)…専用の教材を使って模様や文字列の「間違い探し」を通じ不良品を発見する力を養う

どの作業も十分に練習してから本番なので心配不要。ただ、時間制限ありで品質も見られます。真剣な態度で臨まないと落ちる可能性あり。過去には不合格になった人も数名いるようです。
水曜日と木曜日の研修に合格したら
翌日の金曜日には現場へ配属されます。
まとめ

●アイシンの入社時研修は期間工も派遣社員も同じ内容。
●研修は刈谷市のアイシン本社に併設された技術センターで2日間にわたり、安全研修・品質研修・技能研修がある。
●座学・実技・ペーパーテストがあり、難易度はそこそこだが、しっかりと指導してもらえるので脱落者はほとんどいない。
●配属工場は入社時に判明していて、職場が確定するのは研修が終わってから。

アイシンは教育に力を入れてますね。
初心者も安心して始められそうです。